徒然エンジニアブログ

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理系東大生がプログラミングを中心に様々なことについて情報発信していきます!

エンジニア必見の本、リーダブルコードを読んでみた!

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今回はリーダブルコードという本のレビューみたいなものを書いていきたいと思う。
エンジニアにどんな本を読んだらいいですか?と聞くと10人中9人はこの本をあげると思う。

それくらい有名な本である。
ネットにもいっぱいこの本についての記事が上がっているが、いい本だと思ったので私にも紹介させてくださいw

そもそもリーダブルコードとは何か?

リーダブルコードとは可読性が高いコードのことです。
簡単にいうと「読みやすいコード」ということです。


アプリやウェブサイトなど大きなものになってくると複数人で開発します。
そのため他人のコードを頻繁に見ます。
この時に読みにくいコードであると意味を理解するのに時間がかかり、無駄が多いです


では、一人で趣味で開発している時などは読みやすいコードというものを意識しなくても良いのでしょうか?
答えはノーです。
なぜなら1ヶ月後の自分は他人と同じだからです。
時間が経った時に直したりしやすいようにたとえ一人で開発していたとしても読みやすさというのは意識する必要があります。


中身について

さて気になる中身ですがかなり具体的に書かれています
たとえばコメントについてだけで2章、20ページくらい書いてあります。


ただコメントは多いほうがいいとかいうのではなく、具体例を出してこういったコメントはすべきで、逆にこういったコメントはすべきではないということが書かれています。
とにかく具体例が多いというのがこの本の特徴だと思います。



具体例に使われている言語ですが、Javaが多い気がします。
だからと言ってJava以外の言語を使う人にはお勧めできないかというとそんなことは全くありません。
プログラミングの基本for文とかはどの言語でも同じです。
Java特有の何かがあったりとかはないので安心してください。
他の言語を普段使っている人も問題なく使うことができます。


かくいう私も普段はUnityでのC#,Swiftがメインですが理解できないなどということはなかったです。
どんな言語を使っている人にとってもためになると思います。


読んでみた感想

以前自分でも読みやすいコードとは何かとはまとめました。
一応プログラミングを一年以上やっているので自分の中でどういうコードが綺麗でどういうコードがダメかわかっているつもりでした。

そのため今更綺麗なコードを書くためには?なんてことを題材にした本は読む必要ないと思っていた時期もありました。
しかしあまりにもいろいろなところで賞賛されているので一度見てみようと購入を決意しました。

結論は買ってよかったです。
理由の一つ目として、これだけ体系的に綺麗なコードについて書かれているものはありません。
読みやすいコードを書くことは動くコードを作ることと同じように大事なため、この本が非常に役立ちます。



二つ目として痒いところに手が届いていると思いました。
意識はしていなかったけど普段からしていたことや、全く知らなかったものなどそういったところをうまくついているなと思いました。
自分は綺麗なコードをかけていると思う人にも読んでもらいたいです。
必ず新しい発見があると思います

お勧めできるか?

間違いなくお勧めできます。
2400円と少々お高めではありますが、これから先の基礎を固めるにはもってこいだと思います。
未来への自分の投資だと思って買いましょうw

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

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