Macのコマンドの基本①(CUI,GUI,ディレクトリとは？)

はじめに

上の画像を見たことはありますか？

これはアプリケーションのその他のところに入っているアプリでターミナルと言います。
ここではコマンドを打つことによってコンピュータに様々な指示を出すことができます。

試しにクリックして開いて見てください。
テレビなどで見るハッカーが使う画面に似ているものが出てくると思います。

今回は実際のコマンドを見る前に抑えておきたいことを書いていきます。

GUIとCUIとは？

GUIはGraphical User Interfaceの略で、CUIはCharacter User Interfaceの略です。

文字通りGUIとはマウスを使ったり、グラフィックつまり図形や表などで視覚的に見やすくしたりしたものです。
CUIは文字だけでコンピュータとやりとりします。

今回ターミナルでするのはもちろん全てCUIです。

みなさんが普段使っているパソコンはGUIです。操作が直感的でとてもやりやすいと思います。
ではなぜCUIを学ぶ必要があるのでしょうか？

それはコンピュータの歴史を考えると見えてきます。
もともとコンピュータといえばCUIが基本です。そのためコンピュータを基礎から理解しようと思うと避けては通れません。
これが一番大きな理由です。

またGUIで大変なこともCUIでは手軽に行えます。
例えばファイルを大量に作る時です。

ファイルを一つ作るだけならGUIでもCUIでもそれほど差はありません。
むしろGUIの方が早いかもしれません。

しかしファイルを100個作ろうと思うとGUIでは気が遠くなる作業です。
しかしCUIでは比較的簡単にできます。

ディレクトリ、ファイルとは？

コマンドを扱う上で最も大事になってくる言葉です。

ファイルはそのままの意味です。
拡張子を見ればどう言うファイルであるかがわかります。

ディレクトリは簡単に言うとファイルです。
コマンドを打って操作をしたい時にはそのファイルがあるディレクトリまで行く必要があります。

常に自分がどのディレクトリにいるか把握することが大事です。